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歌野晶午「絶望ノート」を読んだ

いじめに遭っている中学2年の太刀川照音は、その苦しみ、両親への不満を「絶望ノート」と名づけた日記帳に書き連ねていた。
そんな彼はある日、校庭で人間の頭部大の石を見つけて持ち帰り、それを自分にとっての“神”だと信じた。神の名はオイネプギプト。
エスカレートするいじめに耐えきれず、彼は自らの血をもって祈りを捧げ、いじめグループ中心人物の殺人を神に依頼した。「オイネプギプト様、是永雄一郎を殺してください」―はたして是永はあっけなく死んだ。
しかし、いじめはなお収まらない。照音は次々に名前を日記帳に書きつけ神に祈り、そして級友は死んでいった。
不審に思った警察は両親と照音本人を取り調べるが、さらに殺人は続く―。
(「BOOK」データベースより)

絶望ノート絶望ノート
(2009/05)
歌野 晶午

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思った通りの変化球。でも回転しすぎじゃねぇ?

いじめや復讐が全面に押しつけられてますが、読むのはそれ程苦痛じゃなりません。
どことなく童話的なので。というかそもそも・・・・。とネタばれになるので言いません。

世間に稀にいる「大人になりきれない大人」、「こだわりを貫き通す行き方」の父親がいる家庭って、こんな感じなのかな。ここまで世間に刷り合わせしない奴はいないとと思いたいが。。

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tag : 歌野晶午

飯田譲治「盗作」を読んだ

片田舎の平凡な女子高生・彩子は、ある晩、衝撃的な夢を見た。
憑かれたように、その夢の光景をキャンパスに描きあげた彩子の作品は日本中を震撼させるが…。
「BOOK」データベースより


盗作(上) (講談社文庫)盗作(下) (講談社文庫)盗作 (講談社文庫)
(2008/04/15)
飯田 譲治 梓 河人

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すげー読み応えがあります。
特に序盤は話がどういう方向に転がるのか予測できないので、少しでも時間があると貪り読んでました。

ただ思った以上に、話がストレートに進み、こじんまりとしたラストでした。
ちょっと肩すかし。あんまり得意じゃない神秘的な方向だったし。

それでも読後感は悪くない。すごいもん読んだなぁと思えました。

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tag : 飯田譲治

東野圭吾「殺人の門」を読んだ

あいつを殺したい。でも、私には殺せない。
人間の心の闇に潜む殺人衝動。その深層をえぐり出す、衝撃の問題作。
(「BOOK」データベースより)

殺人の門 (角川文庫)殺人の門 (角川文庫)
(2006/06)
東野 圭吾

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20年以上、同じ人間に殺意を抱き続ける男の物語。

いやー長い。そして辛気臭い。読んでいてどんよりします。

話の展開、弱者をいたぶる脇役たち。どれもひどいですが、最悪なのが流され続ける主人公。
自分で不幸に飛び込んで行っているように見えるぞ。

作者は白夜行のような話を描きたかったのかな?

こちらはあれほど魅力的な悪ではなかったな。
美しくない。

主人公がもうちょっと頑張ってくれたら、もっと魅力的な悪役になったと思う。
ガードが弱すぎるぜ。

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tag : 東野圭吾

万城目学「プリンセス・トヨトミ」を読んだ

このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。
大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった―。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。 (「BOOK」データベースより)

プリンセス・トヨトミプリンセス・トヨトミ
(2009/02/26)
万城目 学

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なんの前知識もなく読む。この作者も初めて。

うーん。

発想は素晴らしいし、キャラクターもいい。
青春小説としても、捻ったファンタジーとしても、途中まで本当ドキドキしてた。
すごい小説読んでる!って気になってた。

でもなぁ。

着地点はこんなものなの?
さらっとしてるというか、ラストだけ起伏も少ないまま終わったというか。

これはこれでいいかもしれないけど、個人的には物足りない。
最期は読んでて、ちょっと疲れました。

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tag : 万城目学

太朗想史郎「トギオ」を読んだ

捨て子の「白」を拾ったがために、大きく狂いはじめる主人公の人生。
家族は村八分に遭い、主人公はクラスメイトから生々しく陰湿ないじめを受ける
。村を出た主人公は港町に流れ、やがて大都会・東暁(とうぎょう)を目指すことに。生き抜くために悪事に手を染め、殺伐とした東暁で地べたを這いつくばって生きる主人公が唯一気にかけていたのは、村に置いてきた白のことだった―。
『このミステリーがすごい!』大賞第8回(2010年)大賞受賞作。

トギオトギオ
(2010/01/08)
太朗想史郎

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なんか大友克洋の「AKIRA」や傑作SF映画「ブレードランナー」的な退廃的世界観らしいです。
なんにしても見たことないのでわかりませんが。

感想としては、よくわかりません。

SF的なアイテムや世界が出てくるけど、意図的に作者は説明しません。
まぁ話的にどうでもいい事なんだけど。主人公の生き様を書いている作品だろうから。
といっても主人公の行動も訳がわからない。というか、ついていけない。
主人公の不道徳さや暴力が嫌だったわけではない。ただただついていけない。

楽しめそうな要素はありそうな気がするけど、楽しみ方がわからないまま終了。

テーマ : 読書感想文 - ジャンル : 小説・文学

tag : 太朗想史郎

自己紹介
ブログタイトルはホワイトストライプスの曲名から頂きました。でも音楽について特別熱く語ってません。

Author:連環馬
南大阪に住むサラリーマン。不況を乗り越えろ。

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