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万城目学「プリンセス・トヨトミ」を読んだ

2010.06.11.Fri.09:57
このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。
大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった―。前代未聞、驚天動地のエンターテインメント、始動。 (「BOOK」データベースより)

プリンセス・トヨトミプリンセス・トヨトミ
(2009/02/26)
万城目 学

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なんの前知識もなく読む。この作者も初めて。

うーん。

発想は素晴らしいし、キャラクターもいい。
青春小説としても、捻ったファンタジーとしても、途中まで本当ドキドキしてた。
すごい小説読んでる!って気になってた。

でもなぁ。

着地点はこんなものなの?
さらっとしてるというか、ラストだけ起伏も少ないまま終わったというか。

これはこれでいいかもしれないけど、個人的には物足りない。
最期は読んでて、ちょっと疲れました。
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