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読書覚書 鳳凰編

2007.10.16.Tue.12:50
ホラーアンソロジー「モンスター1970」
 4篇中3篇がパロディというバランスの悪い内容。
 残る1篇も微妙にパロディ。
 マニアックな人向けです。うんこと虫とその他ホラー関連が好きな人はどうぞ。

池波正太郎「真田太平記」1~3巻
 面白い大作と聞いていたので挑戦。(面白い池田大作ではない)
 うーん、1~2巻は正直微妙。面白くないことはないがといったレベル。
 真田昌幸の息子差別や、妻への恐怖といったことがくどいし、なんか悲しい。
 次男のキャラもなんかむかつく。
 しかし3巻になり長男大活躍。親父手のひら返し。
 次男は上杉家の人質で物語にしゃしゃりでてこなくなる。
 そのせいかどうははしらんが、面白くなってきた。
 この後も長く続くので期待。

とんでも本女の世界 上巻
 真田太平記の箸休めに読む。
 気軽に読めるのがいい。
 特に感想なし。
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読書覚書 復活編

2007.10.20.Sat.02:00
あいかわらずの感想文にもなっていないレビューを書きます。
あらすじも書いたり書かなかったり。詳細はアマゾンとやらで見てください。

菊池秀行「死愁記」
 禍禍しいタイトル、おどろおどろしい髑髏の表紙とは裏腹に、内容はそんなにホラーではないです。
 いやホラーな事はホラーなんだけど、シュールな短編があったり、ロマンチックな短編があったりと、その手の話が苦手な人でも読めます。というかオススメです。かなり好きです。こういうの。
 実は菊池秀行はまとめて読んだの初めてです。アンソロジーの一遍としては接したことがあるし、20年前くらいにチャンピオンでやってた漫画の原作をやってたのも何となくしってます。漫画はちらっとした見たことはないけど。
 今読んでいる真田太平記を読み終えたら、この人の有名なシリーズ物でも読んでみようかな。

池波正太郎「真田太平記」4,5巻
 4、5巻は草の者といわれる忍者の攻防と、朝鮮出兵がメインです。
 面白くなってきました。幸村がパワーアップし、キャラ的にも好きになってきました。
 しかし、まだまだ続くとあって、いろんな伏線をばら撒いている途中のようです。
 作者は史実の説明をまじえながら話を進めていますが、俗説なども面白ければ採用するような勢いがあります。でるか?!真田十勇士!忍者はたくさん出演しているし。

読書覚書 望郷編

2007.10.31.Wed.12:41
前回の覚書から読んだ本を列挙。あんまりないけど。
しかしこの覚書、自分以外の人間が見てもあまり参考にならないような気がしてきた。
そんな虚しい気分の中、書きます。

池波正太郎「真田太平記6巻」
 秀吉、利家の死が出てくる第六巻。
 あいかわらず忍者大活躍です。真田一族以上に出番が多いです。
 そして乳繰り合いが多いです。
 前巻で角兵衛は真田次男に屈服して好意を抱くようになったはずなのに、この巻ではまた憎悪を復活させてます。そんなエピソードあったっけな?読み飛ばしたのか?

 さて次の巻を読む前に、図書館で予約していた本が来たので先にそれを読まなければならない。後の人が待ってるので。
 田中森一「反転―闇社会の守護神と呼ばれて」奈須きのこ「DDD2」
 真田太平記お休み。お休みでも気にならないのは夢中になってないからだろうな。北方謙三の水滸伝は早く次の巻を読みたいと貪欲に感じたけど、これはさっぱり。
 でも面白くないこともないし、意地でも全巻読破します。

 
原哲夫「影武者徳川家康4巻」
 打ち切り丸出しの終わり方。終盤の駆け込み展開がショック。
 少年誌なのにお梶の方が騎上位であえいでいるのは編集部への当て付けなのか?
 まぁ3巻は少年には退屈かもしれん政治的な話がメインだったから、単純に人気がなくなったんだろうな。
 しかし惜しい。ここから島左近と協力して忍者合戦と政治合戦が展開していくのに。
 原哲夫は今書いている北斗の拳続編を書き終えたら引退すると聞いたけど、その前に是非とも続きを書いて欲しい。
 
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