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貫井徳郎「私に似た人」を読んだ

2014.08.11.Mon.03:03
小規模なテロが頻発するようになった日本。ひとつひとつの事件は単なる無差別殺人のようだが、実行犯たちは一様に、自らの命をなげうって冷たい社会に抵抗する“レジスタント”と称していた。彼らはいわゆる貧困層に属しており、職場や地域に居場所を見つけられないという共通点が見出せるものの、実生活における接点はなく、特定の組織が関与している形跡もなかった。いつしか人々は、犯行の方法が稚拙で計画性もなく、その規模も小さいことから、一連の事件を“小口テロ”と呼びはじめる―。テロに走る者、テロリストを追う者、実行犯を見下す者、テロリストを憎悪する者…彼らの心象と日常のドラマを精巧に描いた、前人未到のエンターテインメント。(「BOOK」データベースより)


私に似た人私に似た人
(2014/04/08)
貫井徳郎

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現代社会とほとんど変わらない架空の日本が舞台の小説。
諸問題が少し強調的だったり断定的だったりしますが、
これをすんなり受け入れられるのが、物語を楽しめるかどうかの鍵だと思う。
まあ当たりまえか。

話自体は10人分のストーリーが淡々と進みます。
ミステリー的な仕掛けもありますが、この作者お得意の奴なので驚きはなかった。

それなりに満足な出来ですが、もうちょっと社会派よりからエンタメ寄りになってもいいんじゃないの?とは感じた。
ただそうしちゃうと、物語から漂う閉塞感や絶望感が薄まるか。
バランスが難しいな。
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