スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」を読んだ

2009.03.25.Wed.13:29
史実と物語に作者がつっこみを入れながら話が進んでいく何でもありな小説。
三国志をかじった人なら面白いはず。または怒りで本を投げ捨てるはず。


泣き虫弱虫諸葛孔明泣き虫弱虫 諸葛孔明 第弐部


作者は硬派な歴史物をつくったり、軟派なこの小説をつくったり凄いですわ。

次はアクション満載の中間的な小説が読みたいです。できれば展開も速く。
(陋巷に在りの最終巻くらいのスピードで。)

後これをきっかけで、この作者を知った人が多いと思いますが、他の作品もおすすめ。
大作「陋巷に在り」。古代中国の超能力合戦。今思うと山田風太郎っぽいな。
アニメにもなった「後宮小説」。痛快。
漫画、映画になった(映画はなぜか漫画原作の映画化らしいが)「墨攻」。中篇なのですぐ読めます。
エロ風味のメタ小説「語り手の事情」も好き。

個人的満足度 ★★★★☆
スポンサーサイト

酒見賢一 「周公旦」を読んだ

2009.04.17.Fri.15:12
孔子が夢にまで見た至高の聖人「周公旦」の生涯。
資料が乏しい伝説の人物を独自の解釈で描いています。

周公旦 (文春文庫)周公旦 (文春文庫)
(2003/04)
酒見 賢一

商品詳細を見る



陋巷に在り」を読んでいない人は、「礼」ってなんだよ!なんか霊界が出てきたぞ!と混乱するかも。

僕もしばらく前に読んだので、「易」、「礼」について最初訳がわからなかった。
「礼」というものを受け入れると、話が俄然面白くなります。というか物語の核だからそりゃそうか。

幼き王を補佐する周公旦とそれを妬む人たち。
できたばかりの国「周」の混乱により、自分の存在を守るためには天下を取るしかないと決意する太公望。
その駆け引きが面白い。太公望の存在も強烈。

今度は太公望の生涯を描いて欲しいな。

個人的満足度 ★★★☆☆

酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部」を読んだ

2012.10.29.Mon.09:34
劉備は長坂坡で曹操に大敗し、辛くも逃げのびた。「赤壁の戦い」に孔明が講じた策は?酒見『三国志』の第3弾。(「BOOK」データベースより)

泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部
(2012/07/25)
酒見 賢一

商品詳細を見る


面白い事は面白い。

だけどそれは三国志的な面白さ。
前作より超解釈の弾けたノリ、矛盾に対する強烈な突っ込みが少なかった。

なんか普通に「三国志演技」してるなあ。

本編が始まるまでの導入部が一番面白かった。
現代日本における三国志事情。これは笑えます。
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。