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飛鳥部勝則「堕天使拷問刑」を読んだ

2012.01.16.Mon.11:10
両親を事故で亡くした中学1年生の如月タクマは、母方の実家に引き取られるが、そこでは魔術崇拝者の祖父が密室の蔵で怪死していた。さらに数年前、祖父と町長の座をめぐり争っていた一族の女三人を襲った斬首事件。二つの異常な死は、祖父が召喚した悪魔の仕業だと囁かれていた。そんな呪われた町で、タクマは「月へ行きたい」と呟く少女、江留美麗に惹かれた。残虐な斬首事件が再び起こるとも知らず…。(「BOOK」データベースより)


堕天使拷問刑 (ハヤカワ・ミステリワールド)

なげーよ!

でも元をとるくらい満足。
うさんくさくて陰惨な話だけど、最後はさわやかな気分になれた。
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飛鳥部勝則「ラミア虐殺」を読んだ

2012.02.01.Wed.14:27
「僕は自分が犯人ではないことを知っている。つまり殺人鬼は他の、誰かだ。それを突きとめられないなら、全部殺してしまえばいい。その方が、自分が殺られるよりは、はるかにいい。疑わしきは、罰せよです」吹雪の山荘で起こった連続殺人。残された謎のメッセージカード。犯人を探そうとしない滞在者たち。ここには、人倫も尊厳もなかった。殺すか、殺されるか。その二つだけがあった。極上にして凶悪。鬼才渾身の「背徳の本格」、出現。
(「BOOK」データベースより)

ラミア虐殺 (カッパ・ノベルス)

設定が多少変わってるけど内容は普通。

でも嫌いじゃないです。

あんまり「背徳の本格」と身構えずに読むと楽しめるよ。
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