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森野樹「レッドアローズ」を読んだ

2012.11.01.Thu.15:12
一流軍団シャイニングスの中継ぎピッチャー・大空昇太郎は、球場で憧れの女子アナのデート現場を目撃、ショックのあまり危険球、相手選手を昏倒させたトラウマでフォークボールが投げられなくなってしまう。あっさりシャイニングスを解雇され、打ちひしがれる大空のもとに現れたのは弱小球団レッドアローズのコーチ・本郷だった。本郷が打倒シャイニングスを掲げて打ち出す、命懸けの秘策とは…!?そしてシャイニングスによる、日本プロ野球界を破滅に導く目論見とは…。(「BOOK」データベースより)


レッドアローズ (講談社BOX)レッドアローズ (講談社BOX)
(2011/03/02)
森野 樹

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メンバーがとんでもない。
180kmオーバーのストレートを投げるピッチャー、どんな球でもバットに当てる武士、その他にきこり、自衛隊員など。

こいつらが荒唐無稽な超人野球をします。

第一章を読んだとき、頭がクラクラしました。
お調子者のピッチャーの一人称で書かれているのですが、あまりにも能天気すぎて。

これがずっと続くのならつらいと感じたけど、場面場面でキャラクター毎に文体が変わったのでよかった。ただちょっと読みにくいかな。

本のキャッチコピーか何かで「はじめ爆笑、のちの号泣」的な事が書いてあったけど、特別爆笑も号泣もしませんでした。

かといってつまらないわけではない。
それなりに面白いです。昔の漫画を見ているようでした。

VS権力って俺の大好物。少し燃えました。
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「ドラえもん ふしぎのサイエンス2」を読んだ

2012.09.26.Wed.13:04
1巻の付録、手回し発電ドラえもんは壊れた。
無理やり修理したけど、前より高度がかなり低い。悲しい。

それに懲りずに2巻も購入。



ドラえもん ふしぎのサイエンス 2 風力発電LEDライト (小学館学習ムック)

ふろくは風力発電。特集は電気の作り方。

小1の息子が今は無理でも、将来読んでくれて科学に興味を持ってくれれば・・・とか思ってるが、正直自分が欲しい、読みたい。

今度の付録の風力発電は、前回の手回し発電より作り方は簡単。
前よりも壊れにくそうだし。いい感じ。
手足の動きがおかしくなったときも、適当にギアを回すと直せました。

ただ前より息子の食いつきが悪いな。
正直前の奴は大人の俺でも楽しかった。
1000円くらいでちゃんと商品化すれば、そこそこうけるんじゃない?

本の中身も悪くなかった、
科学を簡単に説明してくれるので、理系でない俺にも十分わかった・・・と言いたいが、正直わからないところもあった。
これ以上レベルが落とせないよ!なのか?吸収力の早い時期に真面目に勉強してりゃよかった。

息子よ俺を超えてくれ。

3巻はどうしよう。これ結構高いから悩む。2巻購入もかなり迷った。
うーん。正直興味が薄い付録だしテーマだし。どうする?

「ドラえもん ふしぎのサイエンス1」を読んだ

2012.09.04.Tue.14:00
ドラえもんのふろくとまんがで科学がわかる。
小学1年生の息子のために買ってみました。



ドラえもん ふしぎのサイエンス 1 手回し発電タケコプター (小学館学習ムック)

1年生にはまだ早い!高学年向けかな。

しかし大人となった私には面白かった。

やっと飛行機が飛ぶ原理が理解できたよ。

今は無理でも、そのうち読んでくれないかな。
科学に興味を持ついい入口だとは思うんだけどなあ。

付録の手回し発電タケコプターも楽しい。
というかすげー。飛んだとき感動してしまった。

でも壊れやすくない?
作っている最中にモーターからの配線が切れてしまったので、半田ごてで修理しました。

作った後は安定して動いているけど。


息子関係なく全巻欲しいなあ。

もともとドラえもんは大好きだし、科学に弱い俺が学ぶにもちょうどいい感じです。

天童荒太「悼む人」を読んだ

2009.11.04.Wed.14:01
聖者なのか、偽善者か?「悼む人」は誰ですか。七年の歳月を費やした著者の最高到達点!善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語。 (「BOOK」データベースより)

悼む人悼む人
(2008/11/27)
天童 荒太

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簡単に言うと、変人の行動を3つの視点から描いています。
新聞記者、母親、夫殺しの女。

悼む人の超越した行動には共感できないが、各エピソードにはおおいに感情を揺さぶられた。
母親の視点の話、生きながら燃やされた身元不明の女の話。。。

重いです。でも、こういう話が苦手な僕でも最後まで読ませる力が、この本にはあります。

ラストはちょっと泣きそうになりました。
ラスト前の夫殺しの女と「悼む人」の関係がああなったのは、どうかと思ったけど。

荻原浩「神様から一言」を読んだ

2009.09.16.Wed.16:09
大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。(「BOOK」データベースより)

神様からひと言 (光文社文庫)神様からひと言 (光文社文庫)
(2005/03/10)
荻原 浩

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最近、本を読む気力が減退。
そんな中、久しぶりにこの本を再読。

やっぱ傑作だわ。これ。

あらすじの通り、普通のサラリーマン小説。奇をてらわない(しいて言えば神様くらい?)まっとうなストーリー。

笑えます。

20代の悩めるサラリーマンは読むべし。元気がもらえるよ。
それ以上の年代だと家庭やら健康やら別の悩みがあるからね。でもおすすめ。

これ読んだ後、この作者のユーモアのある文章にはまって読み漁ったなぁ。
それくらい僕は好きです。

個人的満足度 ★★★★★

あと、この作品ドラマ化しているみたいね。
キャストはそこそこ豪華だけど、なんか小説とイメージが違うね。

特に主人公。
もうちょっとやんちゃな奴の方がよかったのでは。

今度ビデオ屋行って探してみよう。

神様からひと言 [DVD]神様からひと言 [DVD]
(2007/09/19)
伊藤淳史原沙知絵

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