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乙一「石ノ目」を読んだ

2009.05.28.Thu.09:39
感動系ホラーを集めた短編集。

石ノ目石ノ目
(2000/07)
乙一

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乙一、切ない系と呼ばれているらしい。
話題になった「GOTH」、「暗いところで待ち合わせ」は読んだ事あります。
そこそこ面白かったような。でもあまり印象に残ってないなぁ。

そんな作者が19~21歳に書いた作品集。
書き下ろし作品をのぞき少年向けのジャンプノベルズに掲載された作品なので読みやすいです。そして挿絵もついています。正直挿絵の画風と作品イメージは一致しないので、ないほうがよかった。

刺青の犬と自分以外の家族が全員癌になる話「平面いぬ」だけはノリが違いますが、他の作品はわりかしオーソドックスです。

僕の好きな作品は醜いぬいぐるみの話「BLUE」です。ティム・バートンが映像化すれば面白そうだな。

個人的満足度 ★★★☆☆
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奥田英朗「オリンピックの身代金」を読んだ

2009.05.25.Mon.08:41
昭和39年夏、オリンピック開催に沸きかえる東京で警察を狙った爆発事件が発生した。しかし、そのことが国民に伝わることはなかった。これは一人の若者が国に挑んだ反逆の狼煙だった。著者渾身のサスペンス大作!

オリンピックの身代金オリンピックの身代金
(2008/11/28)
奥田 英朗

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読みごたえ十分。
スケールの大きいサスペンス。
ラストがちょっと物足りない気もするが、大満足です。

富の全てが東京に集中する時代のお話。
国民のほぼ全員がオリンピックの成功を願っているのに、そのオリンピックを人質に戦う犯人におおいに感情移入しました。(アレに手を出したところはいただけなかったが時代背景のせいか嫌悪感は少なかった。)
失敗しても逃げおおせて欲しいとさえ思った。

しかし作者は文章が上手だね。いつも思う。
小難しい注釈もなく上下2段の500ページをスラスラと読ませます。

個人的にこの作者のエッセイ、小説は全てツボに入る。はずれなし。
だから採点は甘めかも。

個人的満足度 ★★★★★

古川日出夫「アラビアの夜の種族」を読んだ

2009.05.15.Fri.13:41
聖遷暦1213年、偽りの平穏に満ちたカイロ。訪れる者を幻惑するイスラムの地に、迫りくるナポレオン艦隊。対抗する手段はただひとつ、読む者を狂気に導き、歴史さえも覆す一冊の書―。

アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)
(2001/12)
古川 日出男

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・・・疲れた。。。とにかく長い上に内容が濃い。
作者独特の文章にも慣れるまで大変だった。

本著は作者不明の作品の翻訳とあるけど本当なのか?作者のギミックじゃないの?
あとがきにも初の日本語訳である!と書いてあるけど、あとがきまでも含めての物語なのか?

本著は物語世界と現実世界が交互に繰り返されますが、正直現実世界の話はどうでもよかった。
現実世界に物語世界が侵食していくという話なんだろうけど、そんなのがどうでもいいくらい物語世界が魅力的。

地下迷宮の魔王を倒すために自称勇者が適当にパーティーを組んだり、モンスターを倒すことにより金品を得たり、さらには地下迷宮に武器屋、魔法屋が出来たり。有名RPGのパロディっぽいところは笑った。

とにかく心と時間に余裕がないと読めない本だと思います。

個人的満足度 ★★★★☆
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忌野清志郎が死んだ

2009.05.03.Sun.22:46
忌野清志郎が死んだ。
ショックだ。

RCサクセションの全盛期は知らない。
俺が好きになったのは解散後のベストアルバムとソロアルバムの「メンフィス」から。
ニーサンズのセカンドくらいまでは夢中になって聞いていた。

独特の歌声、立ち振る舞いが好きだった。
正直アルバムには個人的にはいまいちな曲も多かったけど、清志郎の歌声でいい歌に聞こえるものもあった。石井さんとか僕の目は猫の目とか初め聞いたときどうかと思ったもの。

ライブは最高にかっこよかった。
俺がいったのはタイマーズとソロの時の2回。
タイマーズの時とソロの時でキャラも曲も全然違ったけど、お客さんを楽しませようとするサービス精神は同じだった。

タイマーズのときなんて結構問題のあるパフォーマンスやってたなぁ。
北朝鮮、阪神大震災をテーマにした歌歌ったり、ライブでは股間にフランスパンをつけて客にかじらせたり、当時オウム事件真っ只中「プリンをばらまけ」って歌い本当にプリンをばらまいてた。

政治的な歌が結構話題になった。
メッセージの内容はともかく何か刺激を与えようという姿勢が好きだった。
最近メジャーなところで、こんな危ない橋を渡ろうとする奴はあんまり見ないなぁ。みんな普遍的なことばっか。

もちろん政治的な歌以外も名曲はたくさんあった。
自分の子供をかわいがりすぎて、子供にコーラスさせた歌もあったなぁ。というか子供向けの歌もいっぱいあった。
やりたい歌を歌う、何をやっても忌野清志郎だからでわかってもらえる、そういうのが素敵だと思った。

清志郎のフォロワーのミュージシャンは多いが、若いファンはあんまりいないのかなと思ってたけど、この前、駅前で十代の男の子が「ダーリンミシン」を弾き語りしていた。
しかしなぜこの選曲なんだ?

グダグダと思い出を書いていたら訳わからなくなってきた。
このくらいでやめます。

60、70の清志郎のブルースが聞きたかった。

ご冥福をお祈りします。
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