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伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」を読んだ

2009.06.29.Mon.16:58
「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ?」売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が時空を越えて奇蹟を起こす。デビュー第一短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、小気味よい会話と伏線の妙が冴える伊坂ワールドの饗宴。

フィッシュストーリーフィッシュストーリー
(2007/01/30)
伊坂 幸太郎

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特に前情報もなく読んだ。
良くも悪くもいつもの伊坂ワールド。普通に楽しめました。

読んでいて違和感を感じたのは、別の作品からの登場人物が出ていたりしたんだね。
かと言って別にこれが伊坂作品初めて、という人でも楽しめます。

4篇しかないので適当に個人的感想。

動物園のエンジン

いくら伊坂ワールドといえども、ちょっと馴染めなかった。
「オーデュボンの祈り」が好きな人は面白いと思う。
俺は伊坂作品「オーデュボンの祈り」だけが駄目なんだよなぁ。

サクリファイス
最初は諸星大二郎の妖怪ハンターみたいな話かと思ったよ。
まさかそう素直にはいきませんな。

フィッシュストーリー
さすがの構成力。
アイデア一発勝負!で終わらないのが素晴らしい。
ほろっとしました。
これ映画になったみたいだね。
うーん。それはあまり興味がわかないなぁ。音楽関係の作品の映像化って微妙な奴多いし。

ポテチ

好きです。これもほろっとした。
黒澤シリーズはいろいろ広げられそうなので、今後も続くか?
この作品はMO'SOME TONEBENDERの作品にインスパイアされたとの事。
名前だけは知っているが聞いたことがないな。今度聞いてみよう。
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奥田英朗「イン・ザ・プール」を読んだ

2009.06.29.Mon.16:35
どっちが患者なのか? トンデモ精神科医伊良部の元を訪れた悩める者たちはその稚気に驚き、呆れ…。水泳中毒、ケータイ中毒、ヘンなビョーキの人々を描いた連作短篇集。

イン・ザ・プール (文春文庫)イン・ザ・プール (文春文庫)
(2006/03/10)
奥田 英朗

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久しぶりに再読したが、やっぱ面白い。そしてテンポがいい。
1度読んでいるとは言え、通勤片道1時間以内に読んでしまった。

笑いをかみ殺しながら読んだので、周りから変な奴かと思われたかもしれない。
そんな心配が必要な小説。
特に「上野公園でイラン人を雇ってくる」にいつも吹いてしまう。

TVにも映画にもなったけど、阿部寛よりも松尾スズキのほうが伊良部のイメージにあってる。

最近全然本読んでないや。

2009.06.22.Mon.16:24
僕が本を読むのは主に通勤時間。
連絡にもよるが片道1時間。暇でしょうがない。

昔はiPodをもっていたが、それがつぶれた後は、本が俺の通勤のお供だった。

しかし、またデジタル音楽プレイヤーを手に入れてしまった。「iPodShuffle」。

iPodの脆さを知っているだけに、違うメーカーのものをと考えていたが、今俺のPCで眠っているACCの音楽ファイルを手間もかけないで聞こうと思ったら、iPod以外の選択肢が思いつかなかった。
今思えば、手間が少ない便利なツールを探してもよかったのでは、と思うが。。。

まぁ結構楽しんでます。
でもイヤホンについているリモコンはすぐ壊れそうだけな。

しかし読書機会が激減したな。
読みたい本はたくさんあるのだが、音楽を聴く→知らないうちに寝るってパターンが増えた。

音楽聴きながらだと集中できないので、読めないし。

なんとか使い分けできるようにしなければ。

奥田英朗「サウス・バウンド」を読んだ

2009.06.17.Wed.15:51
僕の父さんは元過激派とかいうやつで、いつも家にいて小説を書いている。学校なんか行く必要ないとか言うのだけれだけれど……。少年の視点を通して、変わり者の父に翻弄される家族を描く、長編大傑作!

サウス・バウンドサウス・バウンド
(2005/06/30)
奥田 英朗

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傑作。大傑作。笑えるし泣けます。
久しぶりに寝る間を惜しんで本を読んだ。

2部構成で1部は東京で息子の小学校生活がメイン。2部は沖縄へ転居する話。

個人的に1部が面白すぎて2部がちょっと落ちるかなと思ったけど、それでも十分いい。

親父が支離滅裂(一応筋は通っている)だがかっこいい。
愛すべき父親とその家族の物語。

この人の作品には極端な思想を持った人間が結構出てきたりするけど、まったく政治の匂いを感じさせないのが素晴らしい。

個人的満足度 ★★★★★(今までつけた星5つよりも上ですが)
今までつけた同得点よりも上ですが5段階評価なので。

ちなみに父親が豊川悦司、母親が天海祐希で映画化されてます。まだ見てません。
2,3時間でこの世界を表現できるのか?監督が森田芳光ってのもなぁ。

Drコトーみたいに現地でじっくり作って連ドラにして欲しい。

伊坂幸太郎「重力ピエロ」を読んだ

2009.06.15.Mon.11:24
連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。

重力ピエロ (新潮文庫)重力ピエロ (新潮文庫)
(2006/06)
伊坂 幸太郎

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映画にもなるらしい、井坂幸太郎の傑作。

いろいろと個性的な作品を残しているが、これが一番面白いという人が多いような気がする。
傑作だと思うけど、俺は他の作品の方が好きかも。

まぁ、でも面白いです。
レイプ、放火と暗めなキーワードが出てくるが、伊坂節のおかげで全然重くない。
というか伊坂ワールドのレイプ、放火なので重くないといったほうがいいのか?

この人の他の作品よりもミステリ要素は強いが、犯人探し、トリック的なものはそれは期待しないほうがいいかも。
そんなものに驚くものではなく、家族愛に感動する物語。


個人的満足度 ★★★★☆

映像化に向いてそうな気もするが、難しいような気もする。
弟役がどんだけ説得力をもつ人を配役できたか、で成功か失敗かほとんど決まりそうだ。

群ようこ「かもめ食堂」を読んだ

2009.06.10.Wed.11:07
ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂の看板メニューは「おにぎり」。けれど、お客といえば、日本おたくの青年トンミただひとり。映画「かもめ食堂」の原作。

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)かもめ食堂 (幻冬舎文庫)
(2008/08)
群 ようこ

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読んでいて心地のいい小説。

心理描写も情景描写もさらりとしていて淡々とテンポよく話が進みます。
これと言った事件も起こらないし、物語の大きなうねり的なものもないですが、楽しく感じました。

主人公が凛としていていいね。
日本おたくの青年のキャラも面白い。

ちなみに映画は見てません。
何かと評判が良いし好きな出演者も多いので見てみたかったが、何かと億劫でビデオ屋にも言ってない。
この原作を読んで見たい気持ちが強まりました。

個人的満足度 ★★★★☆

乙一「失はれる物語」を読んだ

2009.06.04.Thu.08:57
不思議で切ない短編集。

失はれる物語失はれる物語
(2003/12)
乙一

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作者が以前ライトノベルで発表した短編の再録と新作「マリアの指」を収めた短編集。
僕が読んだのはハードカバーでしたが 文庫本では更に2本短編が追加されている模様。しまった!

作者があとがきで嘆いているが、ライトノベルのままなら読むことはなかっただろうなぁ。
ライトノベルをまともに読んだのって話題になってた「キノの旅」と「涼宮ハルヒの憂鬱」の2冊くらい。アニメは見たことなし。
両方とも楽しめたけど、正直積極的に開拓したくなる形態ではないな。

さて本作の短編は読後切なくなる話ばかりですが内容はバラエティ豊かです。
個人的には「手を握る泥棒の話」はちょっとなじめなかったが、それ以外の5本はよかった。
中高生向けの作品かと思いきや十分大人の鑑賞にも堪えうる作品だと思う。

しかし乙一、小説家として成長したなぁ。
19~20頃に書いた「石ノ目」を読んだばかりなので、特にそう思う。
あとがきを読んでも、大人っぽいこと言うようになったじゃないと、ほほえましくなった。

実際は俺とさほど齢は変わらないが。

個人的満足度 ★★★★☆

斉藤和義の忌野清志郎のカバーが楽しみ

2009.06.02.Tue.09:11
斉藤和義が忌野清志郎の「雪どけ」をカバーするらしい。

2人が好きな俺は素直にいい組み合わせだなぁと思う。
斉藤和義は清志郎のファンだったんだな。
オレンジ」って曲の「僕はあの人と歌った~」というのは清志郎を指すとは聞いたことがあったが。

しかし渋い選曲だな。

「雪どけ」は清志郎のソロアルバム「Memphis」に収録されているソウルフルなバラード。
すごくいい曲です。

俺が初めて忌野清志郎関連で購入したのが、このアルバム。
何気なしにレンタルしたRCサクセションの2枚組のベストで結構気になってはいた。
そして何気なしに見ていた「ミュージックステーション」で歌った「BOYS」でやられた。
そういや「笑っていいとも」でも「BOYS」歌ってたな。

このアルバムは今思うと他の作品に比べてインパクトが弱い印象があるが、「雪どけ」、「世間知らず」など名曲もあるし、何より清志郎があこがれの「BOOKER.T &The MG’S」と録音したせいか温かい楽しい曲が多い。かもなべ~。

Memphis(紙ジャケット仕様)Memphis(紙ジャケット仕様)
(2008/07/23)
忌野清志郎

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話はそれましたが、「雪どけ」は斉藤和義にあうと思う。
歌い継いで欲しい。

COME ON!COME ON!
(2009/08/05)
斉藤和義

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*「雪どけ」はシングルのB面に収録されるとの事

矢部嵩「紗央里ちゃんの家」を読んだ

2009.06.01.Mon.11:14
おばあちゃんが風邪で死んだと知らされた僕。おばあちゃんが同居していた叔母夫婦の家に出かけるが、従姉の紗央里ちゃんはおらず、叔母夫婦の様子もおかしい。疑問を抱いた僕は、家中をこっそり探し始めるが……。
第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。

紗央里ちゃんの家 (角川ホラー文庫)紗央里ちゃんの家 (角川ホラー文庫)
(2008/09/25)
矢部 嵩

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異常な状況を異常な視点で描いたお話。
主人公を含めまともな奴なんて一人もいない。
ストーリーにも納得がいく答えなんてものはない。シュール。

なんとなく椎名誠の「雨がやんだら」っぽくも感じた。(あっちの方が傑作だと思うけど。)

amazonのレビューを見てみると結構評判が悪いが、俺はそここそ面白かった。
純粋なホラーというジャンルを久しぶりに読んだからかもしれないけれど。

とにかく不気味だなぁ、気持ち悪いなぁという雰囲気が、最後まで持続したので、満足しました。

個人的満足度 ★★★★☆
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