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津原泰水「11」と「綺譚集」を読んだ

2012.01.30.Mon.14:15
怪しげで如何わしいお話を集めた短編集。
間違いなく一般受けはしません。


11 eleven


綺譚集 (創元推理文庫)


なんというか温度の感じない物語群。
言葉、文章が美しく、幻想的で妖艶な世界へ誘われます。

読んでいるうちに文章に酔っていく感じ。
悪くない。

でも一番心に残ってるのはパンチラの描写。
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デイヴィッド・ゴードン「二流小説家」を読んだ

2012.01.30.Mon.14:08
ハリーは冴えない中年作家。シリーズもののミステリ、SF、ヴァンパイア小説の執筆で食いつないできたが、ガールフレンドには愛想を尽かされ、家庭教師をしている女子高生からも小馬鹿にされる始末だった。だがそんなハリーに大逆転のチャンスが。かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より告白本の執筆を依頼されたのだ。ベストセラー作家になり周囲を見返すために、殺人鬼が服役中の刑務所に面会に向かうのだが…。ポケミスの新時代を担う技巧派作家の登場!アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作。(「BOOK」データベースより)


二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

このミステリーがすごい!海外2012年度版第1位。

キャラクターに魅力があるし、ストーリーもいい。
面白かったです。

ただ落ちの一部をネットで見てしまったのだけが残念。
本のせいじゃなく、全て俺のせいだけど。

詠坂雄二「リロ・グラ・シスタ」を読んだ

2012.01.26.Thu.14:07
吏塚高校の屋上で発見された、在校生の墜落死体。同じ頃、校内では名高い「吏塚の名探偵」が受けた、奇妙な依頼。それは、この事件での依頼人の無実を証明すること…。独特の文体、凝りまくった趣向。“青春彷徨推理小説”を自称して、ずいぶんと奇妙な才能が出現した。
(「BOOK」データベースより)


リロ・グラ・シスタ―the little glass sister (カッパ・ノベルス)

キャラとか世界観は好きだけど、謎とその解はイマイチ。

だけど、このひねくれ具合はちょっと癖になる。
この作者ちょっと追いかけてみようかな。

皆川博子「開かせていただき光栄です」を読んだ

2012.01.25.Wed.13:57
18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室から、あるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男性。増える屍体に戸惑うダニエルと弟子たちに、治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には、詩人志望の少年の辿った稀覯本をめぐる恐るべき運命が…解剖学が先端科学であると同時に偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちがときに可笑しくも哀しい不可能犯罪に挑む。(「BOOK」データベースより)


開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)

このミステリーがすごい!2012年版第3位。

これで、このミス2012ベスト3制覇。
その中でも一番好きです。

中世ヨーロッパ、そして耽美な世界観は苦手だと思ってたけど、全然楽しめた。

この作者って全然知らなかったけど(無知ですまん)、80歳なのか!
年齢なんて関係ない世界といえども、これだけの設定、ストーリーを組み立てられる力に感動。
感性が全然古く感じない。

他の作品も読んでみよう。

高野和明「ジェノサイド」を読んだ

2012.01.23.Mon.13:43
急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。
(「BOOK」データベースより)


ジェノサイド

このミステリーがすごい!2012年版第1位。

濃密。
VS巨大権力。そしてそれを振り回すのは純粋に燃える。

一部の人は中国がどうやら、韓国がどうやら、日本人の書き方がどうやら言う人結構いるみたいね。
自虐史観がどうとか。

個人的には、そういう考え方の人もいるという許容範囲に収まってます。ストーリーに関係ない部分だし。
気にするほどでもないと思うんだけどな。

そういうところにひっかかる人は楽しめないです。

米澤穂信「折れた竜骨」を読んだ

2012.01.22.Sun.13:33
ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、“走狗”候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年―そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ?魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場。
(「BOOK」データベースより)


折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

このミステリーがすごい!2012年版第2位。

魔法や呪いがある事が前提の世界で、論理を駆使して謎を解いていくお話。

同じようなジャンルの上遠野浩平「殺竜事件」よりは解決編は納得できる内容でした。
(あっちはあっちで面白いけど)

米澤穂信「氷菓」を読んだ

2012.01.20.Fri.13:21
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。
(「BOOK」データベースより)


氷菓 (角川文庫)

アニメ化された本作。なかなか評判がいいみたい。
俺はアニメは見てません。

で、この本の感想。

うーん。あんまり好きじゃないかも。

そりゃ学園物で派手な展開はないよ。
それでもなあ。のれない。俺がおっさんだからか?

映像としてみたら、また印象が変わるのかな。

飛鳥部勝則「堕天使拷問刑」を読んだ

2012.01.16.Mon.11:10
両親を事故で亡くした中学1年生の如月タクマは、母方の実家に引き取られるが、そこでは魔術崇拝者の祖父が密室の蔵で怪死していた。さらに数年前、祖父と町長の座をめぐり争っていた一族の女三人を襲った斬首事件。二つの異常な死は、祖父が召喚した悪魔の仕業だと囁かれていた。そんな呪われた町で、タクマは「月へ行きたい」と呟く少女、江留美麗に惹かれた。残虐な斬首事件が再び起こるとも知らず…。(「BOOK」データベースより)


堕天使拷問刑 (ハヤカワ・ミステリワールド)

なげーよ!

でも元をとるくらい満足。
うさんくさくて陰惨な話だけど、最後はさわやかな気分になれた。

詠坂雄二「電氣人閒の虞」を読んだ

2012.01.16.Mon.11:07
マイナーでローカルな実話怪談をめぐって、連続する不審死。…たぶん、動機は、強烈な孤独。大胆不敵の長編ミステリー。(「BOOK」データベースより)


電氣人閒の虞

仕掛けやアイデアは面白い。俺の好み。
だけど、いまいちのれない。文章のテンポが悪いのか?

そのせいか、あの人を喰ったような大落ちも「ふーん」で終わった。

中村ふみ「裏閻魔」を読んだ

2012.01.11.Wed.11:04
時は幕末。
長州藩士・一之瀬周は、新撰組に追われて瀕死の重傷を負うが、刺青師・宝生梅倖が掌に彫った「鬼込め」と呼ばれる呪いの刺青で命を救われる。
周は不老不死の運命を背負うこととなり、明治から昭和へと激動の時代を刺青師・宝生閻魔として人目を憚るようにして生きていく。
傍らには常に、友人の遺児・奈津の姿があった。
その奈津を狙うのは、姉の仇で同じ鬼込めの技を持つもう一人の刺青師・夜叉。
少女だった奈津もやがて女として閻魔を意識しつつ、純愛を貫きながら彼の年を追い越し老いていく……。


裏閻魔

中二病丸出しの設定じゃねーかと初めは思ったが、なかなかどうして。
読み応えのある時代小説でした。かなりよかった。

切ない余韻も悪くない。

悪くないけど、、、なんとかして欲しかったよ。
そんな事したら物語がぶち壊しになるのはわかるけど。。。
詳しくは読んで下さい。

続編も出てるみたいね。こっから、どう続けてんだ?
期待。

西澤保彦「幻視時代」を読んだ

2012.01.11.Wed.10:56
文芸評論家の矢渡利悠人、彼の高校の後輩にして小説家のオークラ、編集者の長廻の三人は、立ち寄った写真展で、ある一枚の写真の前に釘付けとなった。
18年前の大地震直後のその画面には、瀕死の恩師・白州先生と大学生の悠人、そして一人の少女が写っていた。
少女の名は風祭飛鳥。悠人の同級生であり、淡い初恋の相手…。
しかし、大地震の4年前に起きた「女子高生作家怪死事件」の被害者で、この時すでに死亡していたはず―!?心霊写真なのか?いや、飛鳥が生きているのか!?22年の時を超え、悠人ら三人が超絶推理の末、辿り着いた迷宮入り事件の全貌と、驚愕の真相とは!?書き下ろし長篇ミステリ。(「BOOK」データベースより)


幻視時代

ミステリ仕立ての青春物。

あの人物を用意した意図はわかるが強引すぎるだろ。納得できる人はいるのか?

それ以外はそこそこでした。

トータルしても、そこそこ。
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