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飴村行「粘膜蜥蜴」を読んだ

2012.02.23.Thu.16:25
国民学校初等科に通う堀川真樹夫と中沢大吉は、ある時同級生の月ノ森雪麻呂から自宅に招待された。父は町で唯一の病院、月ノ森総合病院の院長であり、権勢を誇る月ノ森家に、2人は畏怖を抱いていた。〈ヘルビノ〉と呼ばれる頭部が蜥蜴の爬虫人に出迎えられた2人は、自宅に併設された病院地下の死体安置所に連れて行かれた。だがそこでは、権力を笠に着た雪麻呂の傍若無人な振る舞いと、凄惨な事件が待ち受けていた…。
(「BOOK」データベースより)


粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)

いかがわしい世界観と性格破綻者が活躍する話。けしからん小説です。
だけど読後は爽やか。

エログロナンセンス。そしてユーモア。
昔のホラー漫画的な世界。小説でこういう作風って珍しくない?

俺はすげー好みです。面白かった。
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三津田信三「厭魅の如き憑くもの」ほぼ挫折

2012.02.22.Wed.16:22
神々櫛村。谺呀治家と神櫛家、二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶」シリーズ第1長編。
(「BOOK」データベースより)



一応最後まで読んだ。
でも途中から斜め読み。
無理矢理読んだという印象。なので感想はやめときます。

正直私にはきつかった。
こういう世界、興味がなくなったのかな?

昔はこんな民族学的な話好きだったんだけどなあ。

歌野晶午「密室殺人ゲーム2.0」を読んだ

2012.02.20.Mon.16:17
「頭狂人」「044APD」「aXe」「ザンギャ君」「伴道全教授」奇妙すぎるニックネームの5人が、日夜チャット上で「とびきりのトリック」を出題しあう推理合戦!ただし、このゲームが特殊なのは各々の参加者がトリックを披露するため、殺人を実行するということ。究極の推理ゲームが行き着く衝撃の結末とは。
(「BOOK」データベースより)


密室殺人ゲーム2.0 (講談社ノベルス ウC-)

「王手飛車取り」→「マニアックス」と来て、「2.0」。
読む順番が「マニアックス」と「2.0」で前後したけど、特別不自由は感じませんでした。

うーん。面白いことは面白いけど、カタルシス的なものは感じなかった。
カタルシスなんて求める作家ではないし、作品でもない気もするけど。

大沢在昌「毒猿―新宿鮫」を読んだ

2012.02.19.Sun.16:13
歌舞伎町の女・奈美。孤独な彼女が心惹かれる外国人・楊は、謎の影を持つ男だった。一方、「新宿鮫」と恐れられる新宿署刑事・鮫島は、完璧な「職業兇手」(殺し屋)が台湾から潜入していることを知る。「毒猿」と呼ばれる男が動きはじめた刹那、新宿を戦慄が襲う!鮫島は、恐るべき人間凶器の暴走を止められるのか?奈美の運命は…。
(「BOOK」データベースより)


毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)

これは面白すぎる。
小説を読んで興奮するって久しぶりかも。

こりゃ人気シリーズになるわ。

曽根圭介「鼻」を読んだ

2012.02.17.Fri.16:11
人間たちは、テングとブタに二分されている。鼻を持つテングはブタに迫害され、殺され続けている。外科医の「私」は、テングたちを救うべく、違法とされるブタへの転換手術を決意する。一方、自己臭症に悩む刑事の「俺」は、二人の少女の行方不明事件を捜査している。そのさなか、因縁の男と再会することになるが…。日本ホラー小説大賞短編賞受賞作「鼻」他二編を収録。大型新人の才気が迸る傑作短編集。
(「BOOK」データベースより)


鼻 (角川ホラー文庫)

シュールでブラック。
どことなく筒井康隆テイスト。

この人の短編好きだわー。俺のツボです。

綾辻行人「Another」を読んだ

2012.02.15.Wed.16:08
その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい、何が起こっているのか?秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。
(「BOOK」データベースより)


Another

ゆったりとしたホラー。
思ってた程のインパクトはなかったけど、飽きずに読めました。

アニメとか実写映画になってるみたいね。
見てないけど、オチはどうしたんだろ。

詠坂雄二「乾いた死体は蛆も湧かない」を読んだ

2012.02.14.Tue.16:07
…ゾンビになりたい。ずっとそう思って生きてきた。漫画家になる夢を諦め、日々を漫然と暮らすだけの僕。死んだようにただ生きている、僕と似た仲間たち…。そんな四人が見つけた廃墟の屍体。これが人生の分岐点!?と思ったのもつかの間、屍体は忽然と姿を消してしまった!「働いたら負け」と思っているワケでもないけど、「屍体を見つけたから勝ち」ってワケじゃない。だけど僕は探し出してみせる。自分を、変えるために。
(「BOOK」データベースより)



ようやく過去作から切り離された世界です。

仕掛けは面白い。
けど俺にはあわないテイストのお話でした。

ニートな主人公と同属嫌悪的なものも感じた。
俺は働いているのに。

詠坂雄二「ドゥルシネーアの休日」を読んだ

2012.02.13.Mon.15:58
タンポポは主張している。自分が四人を斬殺したことを。そして、凶器を変えて犯行を続けることを。十年前の連続無差別殺人事件の模倣犯を追う捜査一課刑事・雪見喜代志。全寮制女子校の聖堂で天に赦しを乞うために祈り続ける罪人・山村朝里。死地をも厭わず数々の難事件と対峙してきた傷だらけの泥犬・藍川慎司。三人揃って怒涛の急展開。著者渾身の書き下ろし、警察小説×学園小説×活劇小説=未曾有の傑作ミステリ。
(「BOOK」データベースより)


ドゥルシネーアの休日

前作までの裏設定が表舞台に。
前から裏設定の癖に主張しすぎて鼻についていたが、表になっても同様に鼻についた。

ミステリーとしてもいまいち。キャラクター小説としてもいまいち。

小林泰三「完全・犯罪」を読んだ

2012.02.12.Sun.15:19
「本来、これはわたしが貰うべき賞だったのだ!」ライバル、水海月博士に研究発表で先を越された時空博士。憤慨した博士は、自ら開発したタイムマシーンを活用して過去の水海月博士を殺害しようと目論む。念のため、自分に鉄壁のアリバイがある日時を犯行時刻に設定したのだが―。表題作の「完全・犯罪」をはじめ、驚きと恐怖、黒い笑いが詰め込まれた全五篇のミステリ短篇集。
(「BOOK」データベースより)


完全・犯罪 (創元推理文庫)


悪くはないよ。
理屈っぽいけど、またそこが面白い。

でも作者の他の短編集に比べると、もう一つかも。

曽根圭介「熱帯夜」を読んだ

2012.02.12.Sun.15:16
猛署日が続く8月の夜、ボクたちは凶悪なヤクザ2人に監禁されている。友人の藤堂は、妻の美鈴とボクを人質にして金策に走った。2時間後のタイムリミットまでに藤堂は戻ってくるのか?ボクは愛する美鈴を守れるのか!?スリリングな展開、そして全読者の予想を覆す衝撃のラスト。新鋭の才気がほとばしる、ミステリとホラーが融合した奇跡の傑作。日本推理作家協会賞短編部門を受賞した表題作を含む3篇を収録。
(「BOOK」データベースより)


熱帯夜 (角川ホラー文庫)

ホラーというよりブラックユーモア。

ゾンビの話がすげー好み。
老人の話は藤子Fの短編を思い出してしまった。あれよりもハードだけど。

麻耶雄嵩「メルカトルかく語りき」を読んだ

2012.02.09.Thu.15:12
ある高校で殺人事件が発生。被害者は物理教師、硬質ガラスで頭部を5度強打され、死因は脳挫傷だった。現場は鍵がかかったままの密室状態の理科室で、容疑者とされた生徒はなんと20人!銘探偵メルカトルが導き出した意外すぎる犯人とは―「答えのない絵本」他、全5編収録。麻耶ワールド全開の問題作。
(「BOOK」データベースより)


メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)

このミステリーがすごい!2012年度版第7位。

不条理、ナンセンス。
短編なので楽しく読めましたが、これを長編でやられたら怒りそうです。

歌野晶午「密室殺人ゲーム・マニアックス」を読んだ

2012.02.08.Wed.15:09
“頭狂人”“044APD”“aXe”“ザンギャ君”“伴道全教授”。奇妙なハンドルネームを持つ5人がネット上で日夜行う推理バトル。出題者は自ら殺人を犯しそのトリックを解いてみろ、とチャット上で挑発を繰り返す!ゲームに勝つため、凄惨な手段で人を殺しまくる奴らの命運はいつ尽きる!?
(「BOOK」データベースより)



しまった。
「王手飛車取り」の次作だと思って読んでた。前に「2.0」なんてあったのね。

「2.0」読んでる読んでないに関係なく、この「マニアックス」はイマイチだと思う。

期待はずれでした。
トリックにもネタ的にも。

曽根圭介「沈底魚」を読んだ

2012.02.07.Tue.15:01
現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。指揮官として警察庁から女性キャリア理事官が送り込まれるが、百戦錬磨の捜査員たちは独自に捜査を進める。その線上に浮かんだのは、次期総理の呼び声高い芥川健太郎だった。第53回江戸川乱歩賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)

沈底魚 (講談社文庫)

気持ちあっさりしたスパイ小説。
個人的には情報量もほどよく混乱せずに読めました。

そしてほどよく楽しめました。

大沢在昌「新宿鮫」を読んだ

2012.02.06.Mon.14:50
ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。待ち受ける巧妙な罠!絶体絶命の鮫島…。登場人物の圧倒的な個性と最後まで息をつかせぬ緊迫感!超人気シリーズの輝ける第1作。(「BOOK」データベースより)

新宿鮫 (光文社文庫)

今更読みました。

読まずにあらすじだけ見て、キャラ設定が痛いなー、一匹狼の刑事で若いロック歌手が恋人かよ。とか思ってました。なんか俺の10代の時の妄想みたいで。

読んでみたら、骨太なエンターテイメントでした。
鮫島かっこいい。俺みたいな妄想野郎もいました。

このシリーズ人気あることだけあるね。
時代を感じる部分もあるけど、全然面白いよ。

佐藤青南「ある少女にまつわる殺人の告白」を読んだ

2012.02.05.Sun.14:40
第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞作品。長崎県南児童相談所の所長が語る、ある少女をめぐる忌まわしい事件。10年前にいったい何が起きたのか―。小学校教師や小児科医、家族らの証言が当時の状況を明らかにしていく。さらに、その裏に隠されたショッキングな真実も浮かび上がる。関係者に話を聞いて回る男の正体が明らかになるとき、哀しくも恐ろしいラストが待ち受ける。(「BOOK」データベースより)


ある少女にまつわる殺人の告白 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

テーマが重いせいか、この小説の技法的な物のせいか読み進めるのがつらかった。

それでも俺はこの作品は悪くないと思う。

貴志祐介「狐火の家」を読んだ

2012.02.05.Sun.14:35
長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられ、完全な密室状態。第一発見者の父が容疑者となるが…(「狐火の家」)。表題作ほか計4編を収録。防犯コンサルタント(本職は泥棒?)榎本と、美人弁護士・純子のコンビが究極の密室トリックに挑む、防犯探偵シリーズ、第2弾。(「BOOK」データベースより)

狐火の家 (角川文庫)

キャラが面白い。推理のぶつけ合い、つぶし合いが面白い。
後を引くものがないものの、これからも読んでいきたいシリーズです。
ネタ的に厳しい気もしますが。

それから劇団の話いる?

なんかこれだけ場違い感が。。。
せめて同じトリックでも、他のタッチと合わすとかして欲しい。

平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」を読んだ

2012.02.05.Sun.14:28
タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。(「BOOK」データベースより)


独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)

このミステリーがすごい!2007年度版第1位。

この人の作品はフリークスが出てくる怖さじゃなく、人体をグッチャグッチャといじくりまくる怖さ。
というかダイレクトに生理的嫌悪感をぶつけてきます。

この本を読むのは2回目。
初回ほどの生理的嫌悪感を感じなかった。純粋に物語としてよーでけてますなーと感じた。

しかし俺はこういうの嫌いな気がしてたけど、そうでもないのか?
というか何故2回も読んだんだ?

とにかく一風変わった魅力がある作品なのは確か。

飛鳥部勝則「ラミア虐殺」を読んだ

2012.02.01.Wed.14:27
「僕は自分が犯人ではないことを知っている。つまり殺人鬼は他の、誰かだ。それを突きとめられないなら、全部殺してしまえばいい。その方が、自分が殺られるよりは、はるかにいい。疑わしきは、罰せよです」吹雪の山荘で起こった連続殺人。残された謎のメッセージカード。犯人を探そうとしない滞在者たち。ここには、人倫も尊厳もなかった。殺すか、殺されるか。その二つだけがあった。極上にして凶悪。鬼才渾身の「背徳の本格」、出現。
(「BOOK」データベースより)

ラミア虐殺 (カッパ・ノベルス)

設定が多少変わってるけど内容は普通。

でも嫌いじゃないです。

あんまり「背徳の本格」と身構えずに読むと楽しめるよ。

詠坂雄二「遠海事件」を読んだ

2012.02.01.Wed.14:17
佐藤誠。八十六件の殺人を自供した殺人鬼。その犯罪は、いつも完璧に計画的で、死体を含めた証拠隠滅も徹底していた。ただひとつの、例外を除いては。有能な書店員だった彼は、なぜ遺体の首を切断するに至ったのか。
(「BOOK」データベースより)


遠海事件

ようやく作者の独特な世界に侵入できました。
そのせいか楽しめた。

侵入できない人は、唐突なキャラや展開、メイン事件の顛末に憤慨するかも。
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