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東野圭吾「殺人の門」を読んだ

2010.06.16.Wed.10:54
あいつを殺したい。でも、私には殺せない。
人間の心の闇に潜む殺人衝動。その深層をえぐり出す、衝撃の問題作。
(「BOOK」データベースより)

殺人の門 (角川文庫)殺人の門 (角川文庫)
(2006/06)
東野 圭吾

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20年以上、同じ人間に殺意を抱き続ける男の物語。

いやー長い。そして辛気臭い。読んでいてどんよりします。

話の展開、弱者をいたぶる脇役たち。どれもひどいですが、最悪なのが流され続ける主人公。
自分で不幸に飛び込んで行っているように見えるぞ。

作者は白夜行のような話を描きたかったのかな?

こちらはあれほど魅力的な悪ではなかったな。
美しくない。

主人公がもうちょっと頑張ってくれたら、もっと魅力的な悪役になったと思う。
ガードが弱すぎるぜ。
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